GW四国ガバキャンツー 第三章 ~海沿い、川沿い、がんばるぞい~
ファッキン・期末テスト
ファッキン・単位
不可不可。
前回の続きです。
夜が明けた。夜露のせいか、テントが濡れている。しかし本官はノーダメ。本来ならしっかり乾かさないといけないが、そんなことは言ってられない。どうせ今夜も使うことだし、その上今日はそれなりに長い距離を進まなくてはならない。
さて、ここでガバキャンツーならではの試練が本官を襲う。
やわらかスマホの充電切れだ。これだけはマジでどうしようもない。バイクから電気引っ張ってくるとかそんな高度な技術やだ!本官やだ!
というわけで貧乏学生ライダーの駆け込み寺、ファッ!?ミマに早朝凸し、コーヒーとサンドイッチをしばきながら充電する。ただの害悪だが、早朝なのでお兄さん許して…。
気を取り直し、R378ー八幡浜ーr25のルートでを宇和島を目指してひた走る。
前回に書いたR196と同じく、R378も本当に素晴らしい道だ。もはや移動の手段ではなく、ここも一つの目的地としてしまってもいいくらいに。
八幡浜の手前でR378はR197と連絡している。ここでR196にすすめば、佐田岬にいけるのだが、時間の都合上カット。行ってみたかったゾ…。
八幡浜からはr25へ進む。海からやや離れた道だ。田園風景がふつくしい…。海からそう離れていないのに開けていた。
途中、法華津峠を経由する。アメリカンなのでワインディングはなかなか厳しいところはあるのだが、それも苦にならないこの眺望、見とけ見とけよー。
そうして宇和島市街地へと到着。お目当ては名物鯛めし。一般に鯛めしというと炊き込みご飯のようなものを指すが、宇和島鯛めしは違う。新鮮な鯛、たれ、卵を混ぜたものをアツゥイ!ご飯にかけていただくのだ。今回は奮発して名店ほづみ亭にて鯛めし御膳をいただいた。本官、旅の飯だけはケチらない。鯛の弾力が半端ねえ。しかも鯛めしだけじゃなくてじゃこ天、丸ずし、フカの湯ざらし、天ぷらも付いてくる。圧倒的優勝。
腹も膨れたので一路高知県は足摺岬へ向かう。以前にも訪れたことはあるが、やはりバイクで行ってナンボみたいなところはある。
足摺岬へはr4→宿毛→R321にて向かった。特にr4は楽しかった(小並)。先ほどまでとは異なり、山の中を行く。清流of清流。四国は海もいいけど山もいいって、俺、知ってるんですよ〜?途中キジが前を横切った時はおったまげた。まぁ、翌日食べるんですけどね、初見さん。
足 摺 岬
やはり圧巻である。
いやまあ、ただ最南端というだけで、景色がいい場所は他にもあろうが、バイクでここまで来たという達成感が本官に色眼鏡をかける。テンション上がって自撮りまでした。
そうこうしている間に日も傾いてきたので本日のキャンプ場に向かう。爪白キャンプ場である。管理費200円を払ってサイトに行くと、海に近いこと近いこと。よく晴れたGWということもあり、キャンパーが大勢いた。テントを設営し、バイクをすぐそばに停めて、本日の営業は終了。
(執筆中)「なんか(写真)足んねえよなぁ!?」
本官の心情を察するに、
キャンプサイトでヘルメットを落してラチェットを破損し、足もひねって痛め、晩飯を買いそびれてしなびたスーパーで余り物の惣菜を買い込む、と言ったイベントが発生したためであろう(唐突な不幸自慢)。
この当時はブログとか考えてなかったから…、多少はね?
はい、そんなわけで本日はここまで。
読んでくれてありがとナス!!
次回に続く。