GW四国ガバキャンツー第五章 ~ガバライダー秘境に立つ~
フル単でした(唐突な自分語り)。
不可に限りなく近い可に改名、しよう!(提案)
前回の続き
5日目の朝、本官が目覚めたのはクソ寒い風の所為。当たり前だよなぁ!?(標高1,400m)
若さとシュラフの性能で押し切った感は否めない。一般リターンライダー爺たちは気をつけてくれよな〜、頼むよ〜。
さて、四国カルストで物資の調達はできない。しかも今日の夜からは天気が崩れる予報が出ている。名残惜しいがおとなしく退散だ。
R197をひた走り、道の駅かわうその里すさきまで到達した。8:30のこと。
朝飯食おう。 ザ・郷土料理。素朴な味わい。
さて、今日の目的は主に移動。
それから、日本三大秘境が一つ 祖谷渓 である。
R32を東へ、北へ走る走る。
約二時間ほど走ったが、この辺まじで書くことなさすぎてビビる。
街走りって、あーつまんね。
そんなわけでついたのはひばり食堂。山奥の精肉店に併設された店なのに、開店前からすごい行列だ。というのもここはカツ丼で有名なお店らしい。詳しくは食べログでも見てくれ。
本官から伝えたいのは2点。
・豚バラのカツはクッソジューシーで美味い
・分量が多スギィ!
カツ丼大盛り(¥1,000-)
伝わらんと思うがマジで多い。
食べきるのに苦労した。完食したら店員さんに褒められた。安易に大盛り頼まないほうがいい。普通サイズ(¥800‐)が大盛サイズ、ミニサイズ(¥500-)が普通サイズ。チョコプラじゃねえんだぞ。
はー(腹が)つっかえ!
そんなこんなでさらに奥へ進む。
そうして着いたよ祖谷渓。
秘境だとかなんだとか言いつつ結構がっつり観光地化している。アクセスがクッソ悪いことを除けば普通の観光地だ。なんか(雰囲気)足んねえよなあ!?
バイクを止めて蔓橋へ向かう。
はえー、すっごい。
なんで蔓で橋なんて作ろうと思ったのか。
ウワサでは、この地に逃れた平家が追手が来たときに燃やしたり切ったりできるようにこのような橋を造ったのだとか。壮絶ゥ!
さて…
渡らなきゃ(使命感)
こ わ い(語録無視)
ちょっと待って!何これ!?スカスカやん!!
一応鋼鉄ワイヤで補強はしてあるがそれにしたって怖い。揺れる揺れる。油断してるとケータイとか落としそう。
渡り切ったらなんか滝があったから撮っといた。
写真には写ってないけど、この祖谷渓、蔓橋の付近には結構人がいる。
しかしそれ以外の地帯となると急に人気がなくなる。ガチ秘境の集落感がムンムンである。でも学校とかもあった。秘境で過ごす青春…ええやん…。
第二の観光スポットへ向かう。
田舎少年はスケベなことしか考えないのか(偏見)
これがかの有名な(初耳)祖谷の小便小僧である。
このクッソ切り立った断崖から小便をするのが当時の度胸試しだったらしい。ええ…。
本官が写真を撮っているとクルーザーに乗ったライダーのオッサンがやってきた。あれこれ話をした。広島から来たらしいがキツイ雨が降りそうなので早めに帰る、とのこと。無事を祈りつつ手を振った本官の顔は引きつっていたことだろう。だって今晩の宿確保してないんだもん。
その後大歩危・小歩危を軽く流した。
澄んだ渓流は淡い青色でたいそう美しかったが雨もぱらついてきたので宿を探す。
なぜだか知らんが高そうな旅館・ホテルしかない。キャンプサイトもあるにはあるがこんな天気でキャンプなんてできっこない。最後の頼みの綱、Booking.com先輩を開くと、素泊まり1,300円の宿があるではないか。迷わず予約して向かうと…
廃校
をリメイクした施設だった。
アッなるほどォ!! 本官の地元にもありますあります。
コーヒー飲んだ。
そんなわけで本日のお宿はハレとケ。ゲストハウスとカフェを運営されている。
部屋に案内された。ドミトリー(相部屋)だったが本官の貸し切りだった。
寝袋持参とのことだった。キャンツー装備でよかったー。
夜になるとほかの客もスタッフもみんな帰ってしまった。一人ぽっちである。
窓の外は真っ暗闇で、雨と風が木々を揺らして窓を叩く音が聞こえるのみ。
秘境・廃校・豪雨!って感じで…。
こ わ い(二回目)
ガタガタ震えながら眠りにつくのだった…。
読んでくれてありがとナス!
次回に続く