2019春 九州一周極貧ツー 第八章~最後の晩餐はチキン南蛮でいいかもしれん、マジで。~
オタクくんさあ…、露骨な投稿頻度の上昇…恥ずかしくないの?
前回の続き
ガチガチになった体をようやっと起こしテントから這い出た本官を待っていたのは、抜けるような晴天であった。
起床もそこそこにさっそくコマロくんにまたがり、まずは都井岬にむけてヒアウィ…ゴー"ー"ー"!!!!。
R448に沿って志布志湾を望みながら本日の行程がクッソ楽しくなることを予感していた。
都井岬は宮崎最南端の岬である。
なんでも先っちょの区域には岬馬という馬が生息しているとか。
ご立派ァ!なゲートまでついている。
その扉は私のどうぞという声にしか反応しないのだよ、
なんてことはなく手動で開けました。
人はいなかったけど通行料(維持協力金)は窓口に置いてきました。
当たり前だよなぁ!?
(馬が逃げたら)こわいなーとづまりすとこ。
道路を一般通過馬が横切ることはなかったが、当たり前のようにその辺に馬がいる。
ええ……(畏怖)。
やっぱり、晴天の海っぺらで、朝焼けを…最高やな!
さて、その後はR448、R220をひたすら北上する。
いわゆる日南フェニックスロードをひた走る。
Foo!気持ちいいィ〜!
シーズンオフの朝方とあってマジで人がいない。快適走行にも程がある。
この日の走行経路はどこもかしこも全編を通して一、二を争う快走路続きだった。
途中立ち寄った道の駅南郷でキンッキンに冷えてやがるマンゴーソフトを食らう。
マンゴーの風味が濃厚すぎるんだよね、それ一番言われてるから。
歯は染みるので、もっと舌使って舌使って!
あ^~うんめえなあ^~!
目井津(めいつ)という街に立ち寄って昼食を取る。
なんでも魚うどん(ぎょうどん)なる食べ物があるそうでそれがこちら。
珍料理、大発見!
魚のすり身からうどんを錬成したものらしい。お前精神状態おかしいよ…(尊敬)。
てか、そのうえに魚のすり身であるところのかまぼこをトッピングするとは…。
味は…普通だな!あ、でも出汁がクッソうまかった。
道の駅フェニックスにて暫し休憩。
この辺りの海岸線の地形は侵食によりだいぶオモシロな形をしており、
鬼の洗濯板なんて物騒な呼び名で知られている。
この時間になると流石に道の駅にも人が多く、
ホモライダーと思しき兄貴らも多数観測した。
オッスお疲れ様でーす。
そこから少し行った場所にあるのが青島神社というスポットだ。
南国の海っぺらの神社とか絶対おもしれーよなあお前なあ!?
青島という島全島が神社の境内となっているのだ。
朱色の神社に砂浜、南国特有のヤシ科植物、青い空がもう映える映える…。
あ、(恋愛面のご利益はいら)ないです。
門前町もかなり雰囲気が良かった。
その辺の岩に座ってぼーっとしてました。
先述の鬼の洗濯岩はここまで続いている。
くどい!(暴言)
さて、せっかく畜産県宮崎に来たのだから肉でも食うか…
ということで先輩ライダー兄貴に教えてもらっていた店へと向かう。
延岡のゲシュマックというお店だ。
名前の通りドイツ料理のお店だが、
あじ豚なる自社ブランドの豚がたいそううまいらしく、
軽食をとることとした。
うまいぞカツ…(空気)
これ、よく見ていただけるとわかるのだが、ミルフィーユカツとなっている。
はえ~すっごい食べやすいしジューシイ…!
これこそ食通だな!
そうこうしているうちに、こちら最後の物件となっております。
クルクル
ファッ!?クーン(卒倒)
高所恐怖所の人は無理に観光するのは…やめようね。
ホラ、見ろよ見ろよ(絶景)
馬ケ背という断崖絶壁である。
確かに馬の背中に見える…見えない…?
ライダーは高いところに上る(命題)。
真っ白い灯台と謎植物の取り合わせが…セクシー、エロいっ!
さて、日も暮れゆくし腹も減る。
この辺にぃ、旨いチキン南蛮のレストラン、あるらしいっすよ
じゃけん夜いきましょうね〜。
というわけでレストランおぐらにやってきた。
なんでも発祥はこの店らしい。
今回は行程の都合上延岡にあるチェーン店を訪れた。
マジで次元が違う。
胸肉の調理法からしてもう違う。マジでしっとり。口の中に残らない。
衣もしつこすぎない。適度な薄さで、それでいて胸肉にやや不足する油分を補っているし、ソースを吸って適度にしっとりしている。クリスピーさはあまりない。
タルタルソースも別物だ。写真で見る1.114514倍は多いのだがこれも味がちょうどいい濃さになっていて、多すぎるということも少なすぎるということもない。
まさに全体の調和のとれた構成である。
本官が食べてきたものはなんだったのか。
おそらくただの唐揚げに香醋ソースとタルタルソースをぶっかけただけの何かだ。
本日はキャンプサイトではない場所でキャンプの予定であったので、
日が暮れて人けがなくなるのを待たなければならない。
すいませーん、不可ですけど、まーだ時間かかりそうですかねぇ…。
マクドで時間をつぶして、一時間で、100円(コーヒー)!
滅多に人が来ない場所なんで(設営を)やり始めたんや。
さすがに折り返しともなれば真っ暗闇の中でも
ランタン一つあれば設営ができるようになった。
街灯なんて必要ねえんだよ!
さーて寝るかな…。
…
…
…
「開けろ!デトロイト(延岡)市警だ!!」
「コラ!何野↑宿↓している!」
「(ヌゥン!ヘッ!ヘッ!
ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛
ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!
ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!
フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!
フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(大迫真))」
「すいません(小声)」
…というのはややオーバーな話で、
実際のところその場所でのキャンプは特に禁止されているわけではなく
(シーズンには結構キャンパーがいるらしい)
安全確認とバイクの盗難に注意するよう呼びかけるために声をかけたとのこと。
なんだよ…結構優しいじゃねえか…(警官の鑑)。
遠ざかる懐中電灯の光を瞼の向こうにかすかに感じながら再び眠りにつくのだった。
最後まで読んでくれてありがとナス!!
次回へ続く。