2018秋のすたるじっく☆山陰ツーリング 第3章 レイン キルズ ホモライダー
この前のテストで多分不可を一つ出しました。どうも、限りなく可に近い不可です。
前回の続き。
温泉街の朝は早い。
というわけで前回書いた通り、8時に薬師湯に開凸をかましてきた。
Foo!気持ちいい~!!
例によって温泉はクッソ濃厚。一般入浴地元爺の方々も朝風呂に入りに温泉に来るようで、世間話などした。
見ろよ見ろよ、このモダン建築!
廻屋さんでは朝ごはんをいただいた。
オサレ・トースト。
さて、本日は一路萩を目指す、移動の日である。雨も降りだしてきたのでとっとと萩についてやり過ごそうという話になったのでさっそく出発。
さて、萩までの道のりでは特に写真も撮っていない。もとい、撮れなかった。雨がすっげぇキツかったゾ~。萩に到着する一歩手前で雨がピークになってしまったのだ。あかんこのままじゃ死ぬう!
くわえて、この雨により本官らの楽しみであったご当地グルメ、須佐男命烏賊も食えなくなった。クゥーン・・・(心停止)。
萩につく手前、笠山という火山の周りにいくつか食事処があるということでそちらを目指す。ところが、休みのところが多く、結局半島の裏側まで回ることになった。そうしてたどり着いたのが…
こちら、漁協レストラン椿の館 である。(外観をとる余裕はなかった)
こちらは漁業組合が運営しており、漁師の奥様方が腕を振るってくださるという、なんとも温かいレストラン。ジッサイ、濡れネズミであった本官らを気遣ってタオルを貸してくださったり、空いている椅子を使って服を乾かしたりしてくださった。涙がで、出ますよ・・・。
そんなわけで刺身定食をいただく。白ご飯をサザエ飯にアップグレードする。これはヤバイ。うめえよ…うめえよ…。
さらにサザエのつぼ焼きも追加で頼んじゃう。なんと注文してからお母さんが外にサザエを取りに行ってくださった。何を言ってるのかわからねーと思うが(ry。そんなわけで鮮度は抜群。あまりのうまさにイキそうになった。
ハイ人生。
お母さんたちに感謝を告げつつ、今度こそ萩に到着。今回は市内のやや高いところに位置しているゲストハウス 暁屋 さんにお世話になる。例によって客は我々だけである。シャワーも貸してくださるという新設設計。
そんなわけで荷解きを終えて萩を散策。
…こんなことをいうのもなんだが、萩には案外見所さんがない。本官らが付いたのが遅かったのもあろうが。あ、でも街並みとかはふつうにみてるだけで楽しいし、それに歴史に自信ニキ・ネキらはもっと楽しめると思うゾ(適当)。
これは萩城跡。萩城の立地最強スギィ!
ご当地グルメは昼に食ったので、夜はその辺の鉄板焼き屋に入ってくった。本官らが注文した後に店の息子らしき少年が帰ってきて、ほどなくして両親らを手伝っていた。前にも書いたかもしれないがこういうのに本官はめちゃめちゃ弱い。町の人らが集まるお店といった具合で、雰囲気も良かった。本官も仕事終わりにこういうところでビールしばきたい。
はい、そんなわけでこの日は終わり、閉廷!
(ちょっと内容薄すぎんよ~。)
読んでくれてありがとナス!
次回へ続く。
2018秋のすたるじっく☆山陰ツーリング 第2章 エモーショナル・オンセンタウン
すいません、不可ですけどぉ、
ま~だ(後期)時間かかりそうですかねぇ?
前回の続き。
松江駅の高架下にある駐車場から出発。
宍道湖を左手に見ながらR9を西に飛ばすと、割とすぐに出雲大社についたゾ。
はえ~、(威厳)すっごい…。
しめ縄が太すぎるッピ!!(不敬)
一番真正面のクソでか鳥居くんが補修中だったが、それ以外は見所さんがたくさん。森の中の神社って感じで、オーラ感じるですよね…。参道には土産物屋やら食事処がたくさん。特徴的だったのは勾玉を売ってるところが多かったこと。やっぱり日本神話に欠かせないアイテムだしね。前回登場した玉造という地名も多分勾玉の産地であったことが由来なのだろう。
なんかこんなモダン建築の風情溢れる駅があったので撮ってみた。一畑電車の出雲大社前駅ってところゾ。
さて、出雲といえば出雲そば(脳死)。出雲出身の知り合いから教えてもらったお店 献上そば 羽根屋 へGO!
ヌ"ッ"!(昇天)
いわゆる割子そばというやつで、そばの入った小さな桶が何段か積まれて出てくる。まず、一番上の桶に薬味やらつゆやらをドバーッとかけてそばをすする。その後は残ったつゆを二段目のそばにかけていただく。それをn回繰り返すのが正しい食べ方だそう。エコですね、エコ。
味は言わずもがなクッソ美味い。さすが日本三大そば。
親子丼も加え入れろ~。とばかりにセットを頼んだが、これもうまい。なぜうどん屋とかそば屋の丼物はこうもうまいのか。
さて、出雲を堪能し腹ごしらえも済んだところで、再びR9に乗って西へ。
マジで無料区間様様である。ってか、ジスペケ速スギィ!てエストレヤくんでは追いつけないこともしばしばあった。さすがはSS。
そんなこんなで世界遺産、石見銀山へ到着。我々が見学できるのは間歩と呼ばれる坑道と、銀山の周辺に広がる街並みである。バイクを降りたら、レンタサイクルで間歩へ向かおう。多分徒歩だとクッソしんどい。
小雨が降り始めたこともあってあたり一帯に人は少なく、ゆっくりと見学できた。
前にいるのはgspk。うまい具合に顔が隠れて加工の手間が省けたわ。
それはさておき、間歩の内部はかなりひんやりしていて、不気味である。見学者用に照明で明々と照らされてはいるが、これがなく、松明とかだけでやってた時代のことを思うと涙を禁じ得ない。閉所恐怖症の人とかはマジで無理だろうな、ココ。
その後は周辺の街並みを散策した。聞いていた話では観光客でにぎわっているとのことだったのだが、人の気配がない。こんなことをいうのもなんだが、ゲームの「SIREN」を思い出してなんだか気味が悪かった。それでも、かつては繁栄していたという話と合わせると、時の流れをより残酷な形で感じることができるので、厨二病の本官にはちょうど良かったのかもしれない。(写真は)ないです。(ブロガーの屑)
さて、石見銀山を出ると、そのすぐそばの港町、温泉津へ向かう。実はこの町、石見銀山とセットで世界遺産なのだ。この日お世話になったのはゲストハウス兼カフェの 廻屋(メグルヤ) さん。写真は後ほど。
さて、荷解きを終えたらすっかり暗くなってしまった。でもそれも風情があってよい。
さて、この町には二つの共同湯がある。
元湯と薬師湯だ。違いはよくわからなかったが薬師湯は朝早くから営業しているとのことだったので、今晩は元湯、翌朝に薬師湯に入ることにした。
あー、外観がもうエモいわ。内部の写真は撮れなかったがこれよりさらにエモいのでぜひ訪れてほしい。肝心の温泉だが、冗談抜きでアツゥイ!これに平然と入っている近所の一般入浴爺はマジで何者なんだ…。温泉成分も異様に濃い。湯船の周りに沈着した謎物質が物語っている。ゆえにその効能は何だかわからないけど凄そう。少なくとも疲れはとれた。
その後、数少ない食事処(というより居酒屋)である 路庵 にて地鶏のからあげ丼をいただいた。うん、おいしい!
そんなわけで、改めて、本日のお宿はこちら!!
ハイ風情。実質帰省。
これ貸し切り。マジヤバくね?(メイドラゴン並感)
これだから古民家改装物件はやめられねえぜ!店を切り盛りされているご夫婦も大変親切だったが、小さいお子さんがいらっしゃったので。ご自宅へ帰られた。
そうして、アドの権化と化し、雰囲気に酔ってgspkとべらべらくっちゃべっているうちに夜は更けていった。
読んでくれてありがとナス!!
次回へ続く。
2018秋のすたるじっく☆山陰ツーリング 第1章 許せ、鳥取。
話は前回記事の古法華キャンツーよりも前、去年の9月のことである。
本官は激エモツーリングスポットこと「角島大橋」の存在を兼ねてより耳にしていた。それに加えて、JRが「ディスティネーション山陰」というキャンペーンを打っており、山陰のあんなところやこんなところを中条あやみネキが探訪している写真をしばしば目にしていた。
行キ(た)スギィ!
じゃけん夏休み行きましょうね〜。
そこへ本官の元ご学友、GSX250R乗りのにいちゃん(以下gspk)も参加する運びとなった。本官のコマロくんではジスペケについていくのは不可能であろうと考え(知将)、母上のエストレヤたむで挑むこととした。
gspkは京都住みなので集合場所は両者の中間、兵庫県北部の大垣、R9とR427が合流する地点である。そこから鳥取、島根を経由し山口の角島大橋へ向かう。その後、九州に渡り新門司からフェリーで帰投する、という計画を組んだ。
宿やらフェリーやらを全て抑えてwktkしながら待っていたのだが…、
ファッ!?
(出発予定日:9月4日)
あああ!ああああ!!!てめぇぇぇぇぇぇ!!!何してんだァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
すったもんだの末、1日目の行程を一部省略し本来の2日目を1日目としてそこに組み込むこととした。予約キャンセルしたのにキャンセル料取らなかった ゲストハウス たみ さんには頭の下がる思いである。許してください、再訪しますから!
気を取り直して、出発。
台風一過とはこのこと、抜けるような青空のもとひたすら北上する本官とエストレヤたむ。
大垣のファミマについて待つこと数十分(ホモは時間にルーズ)
お ま た せ
というわけで、はい、よーい、スタート!
鳥取には数多くの見所さんがあると伝え聞いていたのだが、前述の都合から日本海沿いにコースを限定せざるを得なかった。そのため、まずはじめに向かったのが浦富海岸である。件のノスタルジック山陰のポスターにもなっていた景勝地だ。
ていうか、山陰の海沿いはどこもかしこも絵になりすぎる。名も知らぬ峠、名もしらぬ港街、その一つ一つに立ち寄ってはそこの空気を吸っていたくなる。上の写真もそんな感じ。
そうこうしているうちに
到着!
本官らは菜種五島(なたねごとう)と呼ばれるあたりを散策したのだが、浦富海岸は他にも多様な地形から構成されており表情豊かな景勝地だそう。
あーサイコサイコ…。
続いて西へ進むと割とすぐに鳥取砂丘が見えてくる。
思ってた1919倍広かった。
ま、ぶっちゃけ「広えな」以外の感想はない。
この地形を形作った風やらなにやらの働き、そして永い時間に想いを馳せていると自分がちっぽけに思えてくるものだ。スペクタクル!
余談だが何やら怪獣の着ぐるみがロケ番組をやっていてgspkがいたく興奮していた。
せっかくの日本海沿いということで海の幸をば。松葉がにセンターに併設の食堂にて、ふぐ唐揚げ定食。
そこからはひたすらR9を西へ西へ。山陰道の無料区間さまさまである。なんとか松江にたどり着いた。
と見せかけてスルー!
すぐ西の玉造温泉へひとっ風呂浴びにいく。
温泉があれば入る、当たり前だよなぁ!?
何気に今回のツーリングでの最長走行距離を初日で叩き出したワケなのでぬわぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉん!(よって写真を撮れていない)。なんか勾玉の形した温泉、玉造温泉ゆ~ゆに入ってきたぜ。
温泉がFoo!気持ちいい〜!
そういえば水どうの西日本制覇編でも玉造温泉は出てきたなぁ…。
さて、再び松江へ。
今回は全てホテル泊なので、荷ほどきした後は街ブラもできてしまう。
止まったのはここ、ホテルクヌート松江駅前。ゲストハウス兼カフェというよくあるやつだ。クッソ安い割には快適だし、駅チカときた。駐車場がないのが難点だがそれは近くの駐輪場に止めればよい話。
で、街ブラしようとホテルを出たら何やら辺りが騒がしい。後々知ったのだが、すぐ近くのビルで通り魔事件があったそうだ。ええ…。こわい。
川沿いにはなんかいい感じの蔵リメイク建造物群。
ホモは城が大好き(大嘘)。
他にも灯篭の展示とかやっててはえー、なんだか幻想的…。
それにしても夜の松江(八時台)、クッッソ人気がない。
それはさておき晩御飯
何やら怪しげな屋台でラーメンをしばいた。
辺りは夜のお店ばかりで、多分そういったところで働く人々のエネルギー源なのだろう。
うまい!
朝もクッソ早かったし眠い!
ということでとっとと眠りについた。
最後まで読んでくれてありがとナス!
次回へ続く
2018走り納め! 古法華凍死キャンツー
不可~、不可はいらんかね。
バイクと一切関係ないが、こんな半値してるくせに今まで読んだことなかった村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を最近になって読んだ。正直よく分からんかった。ただただ退廃的な暮らしぶりが描かれるだけだが、もっと素養があればそこから何かを読み取れたのだろうか。
さて、前回の一連の記事の冒頭で述べた通り、本官は不本意な形でキャンツー 童貞を捨てることとなった。そんなこともあり、ちゃんとしたキャンプがしてみたい、という想いは募る。ゆるキャン△観たからね、しょうがないね。
そして、着々と道具を揃えた。以下の通り。
・鉄フライパン
・焚き火台
・チャッカマン
・火挟
・ロールテーブル
・チェア
・ナタ&ノコ
・ランタン
・ウォーターボトル
消耗品は前日にホムセンでそろえた。
・着火剤
・薪
・炭
読者諸賢ご想像の通り、貧乏ホモ大学生には痛い出費である。
鹿番長頼みだ。椅子は当然のパチノックス。
そして、キャンプサイトであるが、古法華(ふるぼっけ)自然公園キャンプ場とした。兵庫県は加西市にあるキャンプ場だ。無料!?うせやろ!?こんな、広いキャンプ場で無料て…。
時は満ちた(12月中旬)
生成した全休にものを言わせてレッツ&ゴー。
例によって下道で向かう。r17とR372をひた走る。
と、ここで思わぬトラブル。左ウインカーが高速で点滅を始めたのだ。やべえよやべえよ…。止まってウインカーを確認すると、
左前ウインカー点灯せず
ファッ!?
パニック状態となった本官だが、ここで教習所で学んだことを思い出す。
手信号ライダー爆誕
あ ほ く さ
ちなみにウインカーが高速点灯するのは故障ではなく、どこか一つでも点灯していないライトがあるとライダーに異常を知らせるためにそのような仕様になるようだ。ライダー兄貴たちもぜひとも気を付けてほしい。
俺、到着ぅ~!
咳をしても一人(尾崎並感)
分かり切っていたことだがキャンプ場には本官一人っきゃいない。
いや、正確に言えば大学生と思しきノンケキャンパーの一団がいたのだが夜を明かさずに帰っていった。
さて
設営完了。
見とけ見とけよ~、前回から大幅にパワーアップした本官の空間をよお!
設営が終わったところで買い出しだ。正義の味方マックスバリュへ。
復路は、往路とは違うところからキャンプ場に向かってみた。写真なぞ撮っている余裕はないが、クッソ険しい道を行く羽目になった。くれぐれもr372側から侵入するように。途中、公園内にハイキングコースみたいなものがあったので寄り道してみる。
あ^~たまらねえぜ。
戻るとすでに暗くなり始めている。古法華キャンプ場は薪の販売や配布がないため事前に購入していくことが望ましい。小枝や枯葉に関しては不自由しなかったゾ。
BONFIRE LIT
牛!豚!ちゃんぽん!
牛、豚、ちゃんぽんって感じで…。
た の し い 。
だが一人だ。
しかし孤独に炎を見つめながら肉をむさぼりあれやこれやに思いをはせるのも悪かない。家から持ってきたクレイジーソルトのおかげでだいたい何でも…OC!
しかし夜はクッソ寒くてなかなか寝られなかった。凍死するかと思った。
なんやかんやで夜が明けた。
さっそく火をおこそうとするのだが夜露で湿ってしまい全然火がつかない。テントに入れるとか、カバーをかけるなどしておく必要があったろう。
朝ごはんは王道を行くジブリ式ベーコンエッグ。と、昨晩の残り。
うんめえなあ^~。
野外で調理するとなんでこうもおいしくなるのか、まったく私には理解しかねるよ…(ペチペチ)。
ハイ、撤収。他のキャンパー兄貴たちは昼近くまでお楽しみになるそうだが、本官は二限出席のため朝9時には撤収する(学生の鑑)。
今回の気づき
・キャンプは楽しい
・がガチ積載するととてもじゃないが一泊しかできない
というわけで焚火までするようなガチキャンプはしばらくお預け。
最後まで読んでくれてありがとナス!!
GWガバキャンツー最終章 〜U don't UDON(ヤク中)〜
あけましておめでとナス!!!
本年も不可不可。
とまあ、それはさておき、ありがたいことにコメントを下さる方がいらっしゃるのだが、返信しようと思ってもなんか(返信機能)足んねえよなぁ!?はー、つっかえ。
こんなクッソ汚いブログを読んでくださってありがたいことですよ、ほんま。
前回の続き。
夜が明けた、しかし雨は止まない。
ウ"ォ"エ"!
マジもんの絶望である。待てども待てども止む気配はない上、うどん屋の営業時間もある(マジでお昼時しかやってないところとか多い。製麺所に併設のところとかは大体そう)ので、意を決して祖谷渓を後にする。
R32→R319のルートで県境の峠を越えて丸亀市を目指す。この間のことはあまりよく覚えていない。多分このロンツーの中でここが一番キツかった。大自然くんが幾度となく「じゃあ、死のうか。」と本官に囁いていたのは確かだ。
そしてようやくたどり着いた、希望の光、またの名を山下うどん。
王道を征く、かけうどん+ちくわ天
誇張でもなんでもなく涙が出た。
温かいダシに心を溶かしながら、本官は生を実感した。この瞬間、本官は間違いなくうどんにより実存していた。
二軒目 長田in香の香
釜揚げうどん
こちらはうどんが茹で汁と一緒に出てきて、つゆにつけていただくスタイル。
地上最強のウドン ゴッドハンド
キムチうどん
変わりダネを一つ。この組み合わせは意外にあう。ぜひご家庭でもご賞味いただきたい。
手打ち十段うどんバカ一代
温玉肉ぶっかけうどん
最後はバカイチでガッツリ食って〆。
あ^〜たまらねえぜ…!!
短時間で食いスギィ!と思われている兄貴も多いだろうが、香川のうどん屋には必ずと言って良いほど(小)のサイズがあり、それらは安価かつ少量なので色々試しながらハシゴできる仕様になっているのだ。
ただ、悲しいかな、本官が高松を訪れたのは月曜ゆえ、休みのお店も多かった。後二軒は行きたかった。
さて、長くて楽しい旅も終わるときは存外あっけない。雨に加え峠越えの披露もあり、本官の戦意は喪失しており、フェリー乗り場で近くのブックオフで買った本を読みながら時間を潰すだけとなった。とんだ尻切れトンボだ。
ちなみにこのとき呼んだのは乾くるみ著 「イニシエーション ラブ」
読了して数秒後、意味を理解したときには声にならない声を上げていた。みんなも是非読んでほしい。
グッバイ 四国
フェリーの価格設定、高いっていう人と安いっていう人で結構分かれがち。
フェリーの旅に関して特筆することはない。トラックの脇でポツンと停まっているコマロくんとしばし別れを告げ、本官も畳の上で体を横たえる。気づいた時にはよく見知った神戸の街が目前に見えていた。その後家に帰ったのは深夜12時ごろ。キャンプギアを片付けるだけの余力もなくなっていて、再び体を横にする。
翌日本官は授業に遅れた。
ザ・エンドってね。
はい、長々とお付き合いいただきありがとうございます。いいところでした、四国。飯はうまいし山も川も海もきれい(小並感)。ただどうしても都市・キャンプサイトともに海岸沿いの地域に集中しているがため、まだまだ周りきれていないところも多い。ので、いつか再訪したいものです。とりあえずはうどん巡りもっかい行きたい。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
GW四国ガバキャンツー第五章 ~ガバライダー秘境に立つ~
フル単でした(唐突な自分語り)。
不可に限りなく近い可に改名、しよう!(提案)
前回の続き
5日目の朝、本官が目覚めたのはクソ寒い風の所為。当たり前だよなぁ!?(標高1,400m)
若さとシュラフの性能で押し切った感は否めない。一般リターンライダー爺たちは気をつけてくれよな〜、頼むよ〜。
さて、四国カルストで物資の調達はできない。しかも今日の夜からは天気が崩れる予報が出ている。名残惜しいがおとなしく退散だ。
R197をひた走り、道の駅かわうその里すさきまで到達した。8:30のこと。
朝飯食おう。 ザ・郷土料理。素朴な味わい。
さて、今日の目的は主に移動。
それから、日本三大秘境が一つ 祖谷渓 である。
R32を東へ、北へ走る走る。
約二時間ほど走ったが、この辺まじで書くことなさすぎてビビる。
街走りって、あーつまんね。
そんなわけでついたのはひばり食堂。山奥の精肉店に併設された店なのに、開店前からすごい行列だ。というのもここはカツ丼で有名なお店らしい。詳しくは食べログでも見てくれ。
本官から伝えたいのは2点。
・豚バラのカツはクッソジューシーで美味い
・分量が多スギィ!
カツ丼大盛り(¥1,000-)
伝わらんと思うがマジで多い。
食べきるのに苦労した。完食したら店員さんに褒められた。安易に大盛り頼まないほうがいい。普通サイズ(¥800‐)が大盛サイズ、ミニサイズ(¥500-)が普通サイズ。チョコプラじゃねえんだぞ。
はー(腹が)つっかえ!
そんなこんなでさらに奥へ進む。
そうして着いたよ祖谷渓。
秘境だとかなんだとか言いつつ結構がっつり観光地化している。アクセスがクッソ悪いことを除けば普通の観光地だ。なんか(雰囲気)足んねえよなあ!?
バイクを止めて蔓橋へ向かう。
はえー、すっごい。
なんで蔓で橋なんて作ろうと思ったのか。
ウワサでは、この地に逃れた平家が追手が来たときに燃やしたり切ったりできるようにこのような橋を造ったのだとか。壮絶ゥ!
さて…
渡らなきゃ(使命感)
こ わ い(語録無視)
ちょっと待って!何これ!?スカスカやん!!
一応鋼鉄ワイヤで補強はしてあるがそれにしたって怖い。揺れる揺れる。油断してるとケータイとか落としそう。
渡り切ったらなんか滝があったから撮っといた。
写真には写ってないけど、この祖谷渓、蔓橋の付近には結構人がいる。
しかしそれ以外の地帯となると急に人気がなくなる。ガチ秘境の集落感がムンムンである。でも学校とかもあった。秘境で過ごす青春…ええやん…。
第二の観光スポットへ向かう。
田舎少年はスケベなことしか考えないのか(偏見)
これがかの有名な(初耳)祖谷の小便小僧である。
このクッソ切り立った断崖から小便をするのが当時の度胸試しだったらしい。ええ…。
本官が写真を撮っているとクルーザーに乗ったライダーのオッサンがやってきた。あれこれ話をした。広島から来たらしいがキツイ雨が降りそうなので早めに帰る、とのこと。無事を祈りつつ手を振った本官の顔は引きつっていたことだろう。だって今晩の宿確保してないんだもん。
その後大歩危・小歩危を軽く流した。
澄んだ渓流は淡い青色でたいそう美しかったが雨もぱらついてきたので宿を探す。
なぜだか知らんが高そうな旅館・ホテルしかない。キャンプサイトもあるにはあるがこんな天気でキャンプなんてできっこない。最後の頼みの綱、Booking.com先輩を開くと、素泊まり1,300円の宿があるではないか。迷わず予約して向かうと…
廃校
をリメイクした施設だった。
アッなるほどォ!! 本官の地元にもありますあります。
コーヒー飲んだ。
そんなわけで本日のお宿はハレとケ。ゲストハウスとカフェを運営されている。
部屋に案内された。ドミトリー(相部屋)だったが本官の貸し切りだった。
寝袋持参とのことだった。キャンツー装備でよかったー。
夜になるとほかの客もスタッフもみんな帰ってしまった。一人ぽっちである。
窓の外は真っ暗闇で、雨と風が木々を揺らして窓を叩く音が聞こえるのみ。
秘境・廃校・豪雨!って感じで…。
こ わ い(二回目)
ガタガタ震えながら眠りにつくのだった…。
読んでくれてありがとナス!
次回に続く
GW四国ガバキャンツー 第四章 ~シマント、カルスト、ジーザスクライスト~
4章は純愛。
オッス、オラ不可。
前回の続き
クソサミミッミ。
朝焼けが綺麗だが朝焼けで暖は取れない。
やっぱり、ローソン君の…コーヒーを…最高やな!(ちゃっかり充電)
R321を北上してゆく。R56に連絡してすぐ、朝飯を取るべく道の駅ビオスおおがたに寄った。
すると、バイク乗りの兄ちゃんから声をかけられた。
「(自主規制)大学の人ですか?」
ファッ!?
「ァッハイソウデス...」
「やっぱり、駐輪許可証おんなじやったんで」
駐輪許可証だけでわかるとは、コイツすげぇ変態だぜ?(感嘆)
お互いの無事を祈りあって別れた後、お目当てのカツオたたきバーガーを貪る。カツオのたたきにレタス、玉ねぎ、パン、それからシーザーサラダドレッシングみたいなソース、という取り合わせだが、うんめえな!?みんなも是非一度試してほしい。
さらにR56を進む。途中お土産を調達した。水車亭の芋けんぴ。あほみたいにうまい(クソ語彙力)、多分無限につまめる。
さて、ここからはr41→r19のルートで四万十川に沿ってひたすら北上し、四国カルストを目指す。ただひたすら景色と走りを楽しむ、ザ・ツーリング、みたいな行程だ。
ヌッ!(浄化)
えっ、何この清流は…(感動)
沈下橋が渡る四万十川を横目に青空の下を走りながら本官は確信した。四国の進化は山にあり、と。自分で組んどいてなんだがこのr41→r19のルートはガチのマジで最of高。ただ、余裕があれば早い段階からr19に入るルートでもよかったかも。
四国カルストを目前に、昼飯の時間になった。
マップル君「この辺にィ、美味い(ry」
デデドン!!
伝わりづらいかもしれないが大判マップルと比べると少しは伝わるだろうか。すごく…大きいです…。
というわけで、山賊茶屋にてクソデカ焼き鳥とアメゴの塩焼きを頂いた。大将はこの道60年だそう。はえー、すっごい。もちろん美味い。
さて、R197に乗っていよいよ四国カルストに突入する。峠道が狭すぎるし車とすれ違うし道間違えるしあーもう滅茶苦茶だよ。だが乗り越えた先には
ハイ絶景。何ここは…。マジで日本なのか…。
とりあえず姫鶴平キャンプ場にテントを設営し、ベースを確保しておく。お値段300円。姫鶴荘はやたらと込み合っていたのに、キャンプ場はガラガラ。やはり高地ゆえの過酷さからであろうか、キャンプ泊を行っていたのはごくわずかだった。
設営を終えてからゆっくりと一帯を回った。
その後一度下に降りて温泉と夕食を済ませる。
道の駅ゆずはらにてキジうどんを食べた。二度も本官の前を横切りやがって、もう許さねえからなあ!?この道の駅、かなり古めかしくこじんまりした感じで本官好みのノスタルジーを醸している。特に売店の店先でアイスを売っている中学生の少年と少女がいい味出してた。
その道の駅のすぐ横、雲の上の温泉にて入浴。サイコサイコ…。
再びカルストへ戻ると、人気もまばらに、気が付けば夕暮れである。
どエモ。
こういう風景を見ていると、えもいわれぬ感情がこみ上げてくる。それは、しいて言うなら寂しさとか哀しさに近いけど、でも感動を伴っている。平安時代でいうところの「あはれ」というヤツだろう。それは、写真で見るだけでは味わうことはできない。本官はこの感覚を味わうために旅をしているといってもよい。
とか言ってかっこつけてるけど、この後じきに「さむい」しか言えなくなる。シュラフがアレなら死んでたわ。
というわけでこの日はここまで!
読んでくれてありがとナス!
次回へ続く。