2019春 九州一周極貧ツー 第三章 ~港町はいつでもエモい~
実はこのツーリングが始まる二日前に彼女と別れました(隙自語)。
前回の続き
おはようございま~す(小声)(朝7時)
昨日の時点でこの日は雨が降ることはわかり切っていたので早めに起きてとっとと出発です。はい、よーい、スタート。
夜明け、雨の匂いを孕んだ空気を切って走る。
夜明けも、雨の匂いも、なぜだか心がざわざわしちゃいますよね。
がんこちゃ~ん!!!(小5)
さて、この雨のせいで本官は平戸島訪問を断念した。小雨ならいけないこともないかと思っていたが…ダメみたいですね…。
後半雨に打たれながらもようやく佐世保へ到着。バイクを佐世保駅近くに停めて街中を観光することにした。
まずは駅で情報収シューッ…。
早く極貧ライダーやめて、ホテル泊してえなあ!?
さて、佐世保の西の海には九十九島と呼ばれる島々がある。これがまた大層綺麗なのだがそれは後程。その島々の中には隠れキリシタンの集落が存在したらしく、中でも黒島という島の天主堂は有名だそうで、大変興味をそそる(SIRENの世界観好きなんすよ)。フェリーで行くことができるらしく、さっそくアポを取るべく電凸するも、
「(補修工事中なので見てもおもしろく)ないです。」
ああああああああ!
修理中ならね、しょうがないね…。
しかしまあ佐世保そのものも開港によって異文化がいち早く入ってきたこともあり、オモシロ文化を醸成しているので十分楽しい。
そのシンボルたるものが
これです、三浦町協会。
ミサをやってないときなら非キリスト教徒でも入っておk!とのことなのでさっそく入る。(中は写真NG)
中にはご年配のシスターが一人いらっしゃるのみでとても静か。ステンドグラスによって切り抜かれた光が荘厳な空間に彩りを与えている。思わず息を止めてしまいそうになるほどだった。
神社にしろ、寺にしろ、人々の信仰という強いオモイが集積してきた場所、というのはなんとなくふわっとしたような、それでいてシャンとしなきゃならないような、不思議な気持ちになる。その場でささげられた祈りに中てられる、ような気になってしまう。
佐世保は軍港だ。しかして、米軍基地と自衛隊の基地が隣り合っているややこしい軍港だ。本官はそういった状況に対して何の意見も主義主張も持ってやしないが、強いて一つ上げるなら、軍港には雨がよく似合う、ということだ。
やせ我慢じゃないよ…。
軍港あるところに艦これあり。古事記にも書いてある。
佐世保バーガーの定義はよくわからない。そもそもの始まりが米軍を通じて入ってきた食文化だからだろう。佐世保産の食材を用いていればいいのだろうか。
ベーコンがアツゥイ!
普段マ〇ドのペチャンコ=バーガーばっか食ってるからボリューミーなの見るとニマニマしちゃいますねえ。
昼下がり、雨が止むまではまだ時間がかかりそうなのでタリーズで時間をつぶす。
そして…
よし!!(見切り発車)
雨が止んだのですかさずライダー☆上昇
九十九島を一望できる高台を目指す。
ああ^~
美しい…(深夜に書いているので語彙が死滅している)。
ふと横を見ると造船所が見える見える。
そんなこんなで佐世保RHに到着。
日本一周を成し遂げた気のいいご主人に迎えられ、部屋へと案内される。
なんとキャンピングカーを魔改造しているではないか。いい趣味してんねえ!!
そして、相部屋になったのは、現在自転車で日本一周をしているというkoekawa兄貴(同い年)。まだまだ旅の序盤らしいが、なんとこれまでに自転車の旅をしたことがないというから驚きだ。初手で日本一周とは…たまげたなあ…(賞賛)。
さて、雨に降られっぱなしの一日だったが、なんやかんやで楽しめたのであった。
最後まで読んでくれてありがとナス!
次回へ続く。